11月、黄疸症状が見られたため入院。検査の結果、胆管がんと診断。減黄処置を施す。12月16日、手術を行ったが開腹してみたところ腹膜播種が認められたため手術は中止となる。
翌年1月8日より抗がん剤TS-1の服用開始。その時点で腫瘍マーカーCA19-9=70.6だった。
1月26日にCA19-9=55.9、2月16日に53.6と若干マーカー値は下がったが、その後3月9日には60.8と上昇に転じ、7月21日には3949まで上昇してしまった。8月3日に12368まで上昇したところでTS-1に加えてカンプト(イリノテカン)を加えた治療となる。
その後8月31日にはCA19-9=8373.27まで下がったが9月14日には9503.95まで上昇したため耐性ができたと判断しこれ以上治療の施しようがないといわれ9月15日より虫草療法開始。
虫草療法開始2週間後の9月28日にはCA19-9=2882.41、一ヶ月後の10月12日には2849.2までマーカー値が減少した。
化学療法を中止してからの虫草療法開始でマーカー値が半月後に大幅に低下したことから効果はあったと思われる。 |