統合医療でがんに克つ
統合医療でがんに克つ

ある漢方医と、白河の名医に出会ったことが医師になるきっかけに

――まず、先生のご経歴からお話しください。

藤沼 昭和54年に、獨協医科大学を卒業しました。卒業後は第1内科の医局に残り、大学病院やその系列の関連病院などに勤務しました。その後講師となり、診療とともに教鞭もとっていました。

昭和57年には藤沼医院を開業したのですが、そのときは教授の許可をいただき大学病院勤務と並行して、土曜日の夕方だけ診療していました。
平成2年に博士号を取得しましたが、毎年徐々に、藤沼医院での診療時間を増やしていきました。平成7年に大学を退職し、平成21年には大学病院での外来診療を終えて、平成25年に非常勤講師も辞め、現在は藤沼医院に専念しています。

――医師になられたきっかけを教えてください。

藤沼 私は生まれたときは仮死状態で、子供の頃も高熱をしょっちゅう出し、蓄膿症では毎日医者に通うなど、医者と薬からは離れられない毎日でした。
このような病弱な状態でしたが、父の勤務の都合で東京に引っ越したときに漢方医に出会い、漢方薬で長年悩まされていた蓄膿症が治ったのです。

蓄膿症が治ったと喜んでいたら、今度は膝の半月板を損傷しました。東京の大学病院では治すことができず、名医が白河にいると聞きつけ診察を受けたところ、手術で治ることができました。

このような経験から、私も医師になり多くの人々を救いたいと思い、医師になりました。

――私も子供の頃に病気を治してもらい、医師になりたいと思ったことがありましたが、希望を叶えることはできませんでした。先生が強い意志で、志を遂げられたことに敬服します。
ところで、この地でご開院された理由をお聞かせください。

藤沼 私の家系は先祖代々この地に根付いており、遡れば源氏にたどり着くようです。ですから、祖父の家には火縄銃とか、刀も何十振りもありました。

それで、先祖伝来の馴染みの深いこの地で開院しました。

「統合医療」を実践する藤沼医院での治療の基本

――それでは、がん治療に関する質問に移りますが、先生はさまざまな医療を取り入れていらっしゃり、まさに本誌のタイトルである「統合医療」を実践されていますが、何かきっかけがあったのですか。

藤沼 先程、若いときは病弱であったとお話ししましたが、医学部への入学と前後してひどい痔に悩まされました。あちらこちらの病院を訪ねて診ていただき、何度も手術も受けましたが一向に治りませんでした。

しかし、あるときに「セラピューティック・タッチ」に出会い、自分の力で今まで散々苦しんだ痔を治すことができました。セラピューティック・タッチとは、治したいところに手を当ててエネルギーを注入するもので、古代より人間が自然に行ってきたものです。

この経験をきっかけとして、西洋医学を否定するわけではありませんが欠陥も多いことに気づき、広い視野で、私自身が良いと思った療法を実践しています。

――人間には、自然治癒力があることを気づかれたのですね。しかし、なかなか自然治癒力だけではどうしようもなくて、医師に診ていただかないと、治らないことがほとんどだと思いますが。

藤沼 私の場合、どん底まで行って西洋医学の限界を知り、自然治癒力で病気を治したのですが、誰でもすぐにそうなるとは思っていません。もし、自然治癒力だけで治ってしまうならば、医師は要らなくなってしまいます。

ですから私は、患者さんの自然治癒力をうまく引き出すような治療を行うように心がけています。

――こちらには、他県からもがん患者さんが来院されるそうですが、実際にはどのような治療を行われているのですか。

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藤沼 来院される患者さんのほとんどが、いわゆる「がん難民」と呼ばれる標準治療が効かなくなってしまった方や、治療に疑問を抱いていらっしゃる方ですので、現在どんな治療を受けていらっしゃるか、今後はどんな治療を受けたいかを詳しくお聞きします。

また、早期に発見された患者さんで、手術や抗がん剤を受けたくないと相談にみえられる方もいらっしゃいます。私自身が、がんが発見されたとしたら、どちらも受けたくないと思っていますので、同じようなお考えをお持ちの患者さんが集まって来られるのかもしれませんが、早期がんの患者さんには医師として救命率の高いものを勧めたいので、手術が可能なら手術を勧めます。

私は、がん治療において重要なことは、①免疫力を上げること、②アポトーシス(細胞自死)を誘導すること、③血管新生を防ぐこと、だと考えていますので、これが当院での治療の基本になります。

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免疫力が重要なのは、どなたも理解されると思います。アポトーシスは、がん細胞が増殖し続けることなく、宿主(患者)に必要のないものとして自分で死滅することです。また、がんは多くの栄養を必要とするので、新しい血管をつくり栄養を取り込んでいますが、これを防げばがんを兵糧攻めにして、増殖を防げます。

最新の量子力学に基づいた「生命エネルギー」測定装置を導入

――どれも重要なことはよくわかりますが、どのようにしたら免疫力を上げ、アポトーシスを誘導し、がんの血管新生を防ぐことができるのですか。

藤沼 まず、免疫力を上げるには、冬虫夏草(国産・エキス、カプセル)をお勧めしています。他には、免疫には小腸の働きが重要なので、新型乳酸菌もお勧めします。

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また、アポトーシス誘導には、梅のエキスやフコイダンを、血管新生抑制にはサメの脂質を勧めています。

この3つが基本ですが、他にも様々な選択肢がありどれも副作用はありませんので、強敵ながんに対していろいろと試してみるのも良いと思います。

しかし、保険が効きませんので費用が掛かります。がん治療は長期間に亘ることが多いので、患者さんに負担のないような選択をいっしょに考えています。

――がんの治療から再発予防まで、長期的な視野で費用のことも患者さんの立場に立って考えてくださるのはありがたいですね。
他に行われている治療法はございますか。

藤沼 この雑誌で何度も特集が組まれていて「副作用のない自然の抗がん剤」とも言われている、高濃度ビタミンC点滴療法や、がんが熱に弱いことから温熱療法を行っています。また、がんの嫌気性を治療に応用した、高圧酸素療法もあります。
それに加えて免疫力向上を目的にバイオアロマ水や、抗酸化力が抜群に良い水溶性ケイ素も取り扱っています。

――がんは元々自身の細胞ですから、先程お話しくださった自然治癒力にて自身で治療できれば理想的だと思います。今お話しされたサプリメントは、自然治癒力を高めていくものだと思います。
しかし、問題はどのサプリメントや療法が、その患者さんのがんに効果が高いのかが、やってみなければわからないと多くの先生が口をそろえておっしゃいます。

藤沼 今あげられた問題点は、私も感じていました。抗がん剤でも、たとえば同じがんの患者さんに対して、Aという抗がん剤はこの人には効いたけど、こちらの人には効かなかったということはよくあります。

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しかし、最近それを一挙に解決する測定装置メタトロンが現れました。最新の量子力学に基づいた「生命エネルギー」測定装置です。
この装置は、ロシア人科学者によって開発され、最新技術と東洋医学やアーユルヴェーダの考えをも取り入れています。頭にヘッドホンのようなものを装着するだけと非侵襲で、全身の生体磁場エネルギー情報を読み取り、心身の健康状態や経絡・チャクラの状態までが客観的にわかります。検査時間は30~120分程度で、患者さんとサプリメントとの相性もわかるようになり、がん治療をはじめとする今後の医療のキーワードとなる個別化医療に大きく貢献すると思われます。さらにメタトロンによるメタセラピーを行うことにより様々な改善が認められ、個人に合ったレメディーを作成することも可能です。

当院ではがんに限りませんが、すでに延べ600例以上の臨床例があります。

生活の質を保ちつつ「延命を図る」術はいくつも残されている

――私も先程、試に測定していただきましたが、いろいろなことがわかり驚きました。がん患者さんはもとより、未病の段階で測定可能ということも素晴らしいですね。今後に期待しています。
最後に、がん患者さんにメッセージをお願いします。

藤沼 お話ししたように、若い頃は本当に日々病気に悩まされました。そのおかげで、患者さんのお気持ちはよく理解できるつもりです。その上で日々意識していることは、人間はスピリット(霊性)とマインド(心)、ボディー(体)が重なり合っている存在だということです。あの世はあると思いますし、神様もいらっしゃると信じています。

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神様は完璧につくられたのに、なぜ病気になるのでしょうか。それは霊性、心、体のどこかに原因があり、神様の意志とずれている状態に対する警鐘なのです。この原因を取り除くことが、治療では必ず必要になってきます。

それをまず行えば、たとえ標準治療の医師に治療法はもうないと言われたとしても、あきらめることはありません。
世界中にはまだまだ多くの治療法があり、その多くの治療法の中から自身に合ったものを選択して、生活の質を保ちつつ延命を図る術はいくつも残されているのです。
昨年からはθヒーリングの勉強もしてヒーラーの資格を取得しました。これは意識をチャクラ、地球、そして全てなるものの創造主に繋げて行うものです。メタトロンが機器を介しての方法とすればθヒーリングは人間の意識や霊性を介してクライアントに対峙するものです。

特に西洋医学では解決不可能な心的・霊的アプローチが可能です。14年来の肉体的・心的障害から劇的に回復している症例もあります。
人間がスピリット(霊性)とマインド(心)、ボディー(体)の集合体である所以でありましょう。どうかそのことを忘れないで下さい。

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